日本和紙写真協会が大事にしていることはこの4つです
日本和紙写真協会はロシアの博物館や美術館で展覧会を開催してきました
Japan Washigraph Exhibition
日本和紙写真協会の作品は、ロシアの公共美術館・博物館にて、3年間にも及ぶ大規模な展覧会が継続開催されています。
日本和紙写真協会のJapan Washigraph Exhibitionに出品された500点の作品は、オレンブルク美術館の手によってコレクションされ、ロシアICOMのネットワークの中でロシアの各都市のミュージアムとの関係は続いています。
②ロシア・オレンブルク州
ノヴォトロイツク市美術館
2021/10/8-11/7
③ロシア・ウリヤノフスク州
ウリヤノフスク市
イワン・ゴンチャロフ記念博物館
2021/12/20-2022/2/16
④ロシア・サラトフ州
サラトフ市サラトフ美術館
2022/02/23-4/21
⑤ロシア・イルビト州
イルビト市州立美術館
2022/06/27-8/31
⑥タタールスタン共和国・ブズルク市
ブズルク歴史郷土博物館
2022/09/20-10/20
⑦タタールスタン共和国・アズナカエボ市
アズナカエボ地方伝承博物館
2023
⑧クリミヤ半島南部:
シンフェロポリ美術館
2023
※バシコルトスタン共和国ウファ市
バシコルトスタン共和国国立博物館国
契約済・開催延期中
帝国ホテルプラザ東京での2か月の展覧会開催
2023年6月1日から7月30日
参加作家 シアン・ニクレル、増園有麿、小川卯人、加藤晴夫、鷹矢翔、田中伸明
会場の提供だけでなく宣伝や作品販売においてご尽力頂いた、明石久子さんと、間awai the cover nippon様に感謝を申し上げます。
日本を代表する歴史的アートサロンで展覧会を開催
athalie collectors exhibition
2022年11月17日〜20日 東京都港区南青山 athalie
パリで美術を学び藤田嗣治などを支援した創業者から4代に渡り、日本とアートとファッションの作家とコレクターを繋いできた特別な存在であるアートサロンathalie様で、日本和紙写真協会の展覧会を開催して頂いたことは、日本和紙写真協会にとって大変名誉なことであり、これからの活動において大きなターニングポイントになったと思います。
平山寛子社長とスタッフの佐藤様と大橋様、そしてご縁を繋いで頂いたコーディネーターの明石久子さんには特別な感謝を捧げます。協会としては、作品の高額販売の記念すべき一歩を刻んだ意味も大きいです。
参加作家 シアン・ニクレル、田中伸明、増園有麿、小川卯人、加藤晴夫、中山智美
増園有麿の作品を大阪で常設展示販売を開催
増園有麿の作品が大阪に5月1日から常設展示・販売を開始したが、約半年間の期間開催させて頂きました。
会場の西区新町の和菓子のカフェギャラリーの西区新町の餅匠しづくさんに深く感謝いたします。
しづくさんは岸和田が本店、芦屋にも支店が存在。メニューは類を見ない洗練された餅菓子が中心で、総理大臣賞も受賞している。関西のアートシーンでは有名はお店。
アートを核にした神社復興のクラウドファンディング
滋賀県彦根市の写真家シアン・ニクレル(本名:島野修)の和紙写真を返礼品に設定した、彦根市井伊神社旧社殿修復クラウドファンディングですが、彦根市や商工会議所などへの説明が終わり、実際のクラウドファンディングの開始に向けて、準備中です。ご理解を賜った彦根市長など関係者のご協力に深く感謝いたします。
ロシアオレンブルク美術館へ写真を寄贈
田中伸明は写真家としてオレンブルク美術館がプロデュースするショールミュージアムから制作依頼されていた、Orenburg州の名産であるOrenburg shawlをモチーフにした作品制作のデータを寄贈しました。
政情が悪化のために、ロシアへの渡航、和紙作品の発送が不可能な状態が続いていますが、日本和紙写真協会ではロシアの美術館サイドと頻繁に連絡をとることで、再会の日を待ち浴びています。
滋賀県彦根市の2校に作品寄贈
日本和紙写真協会のSian Nikuleru氏が滋賀県彦根市の市立城西小学校と市立西中学校へ、彦根市内の井伊神社の桜を撮影した額装されたA全サイズのWashigraphPhoto作品を寄贈しました。
この寄贈は、Sian Nikuleru氏(本名:島野 修)が同校の学校歯科医を長年務めていたご縁によるものです。
彦根市に中学校で、講演イベントを開催
彦根市在住の写真家シアン・ニクレル氏が撮影した樹齢数百年の枝垂れ桜を作品を、彦根市の西中学校と城西小学校に寄贈したことがきっかけで、2023年度の卒業生を対象に、日本和紙写真協会の田中伸明会長が講演イベントを開催しましまた。
引き続き、卒業生全員の書を1枚にデザインした巨大竹和紙写真の作品を製作中。
日本の伝統文化である表具文化との融合=日本の和紙や表具(掛け軸や屏風)産業を世界に紹介
和紙を掛け軸や屏風などに表装することで、日本を代表する美術品「表具」として海外での注目度が増すことは、海外での展示で実感しました。
写真を掛け軸や屏風に張り合わせるキット商品も発売されていますが、日本和紙写真協会の手がける表具作品は、一流の表具師との関係性の中で誕生した、和紙と布と木を結晶させた日本を代表する美術品です。
日本和紙写真協会では、和紙写真を全面にあしらった襖絵など、建築家とコラボすることで、現代版の建築と美術写真の融合作品も計画中です。
和紙と表具の業界と連携することで支援・日本各地に点在する伝統的な手漉き和紙の里の多くは、人材不足と産業規模の縮小のWパンチで危機を迎えています。楮や雁皮などの和紙の原材料も一部輸入に依存しているのが現状です。
海外でも版画の最高級摺紙として絶大な人気を誇る日本の手漉き和紙は、最新のナノテクノロジーの結晶である写真の出力技術と融合することで、圧倒的な存在感を世界中のアーティストに与えました。
日本和紙写真協会では、和紙の原材料になる草木(約二年で出荷できる)の苗を植えて、安定して和紙原料を確保するプロジェクトに協力しています。
また日本和紙写真協会は、WashigraphPhoto作品を掛け軸や屏風などに表装する作品を、積極的に海外のミュージアムで展示しています。
すでにロシアのアート会社と販売計画を締結し、専用のオンラインショップのオープンも計画しています。
ロシア・オレンブルク美術館
現在の日本和紙写真協会は、写真家の会員制度による写真クラブや写真団体ではありません
日本和紙写真協会の活動の基本理念は、伝統的な表具や和紙の日本文化を背景に、最先端の進化系の写真芸術であるWashigraphPhoto (和紙写真)を創造するシステムを海外に紹介することで、職人や生産者の後継者問題の解決や、地方に点在する和紙産業の活性化に寄与することです。
事務局を構成するスタッフは写真家だけでなく、様々なスペシャリストが集合して運営して三年目を迎えます。
日本和紙写真協会が設立2年間、積極的に取り組んできた写真家の作家支援に基づく会員制度を終了しました。(2022年12月現在)
今後は日本和紙写真協会の活動に参加している写真家は、日本和紙写真協会が関係機関と協力して計画している、「WashigraphPhoto (和紙写真)の国際ミュージアムコレクションに参加する写真作家」という位置づけになります。
尚、国際ミュージアムコレクションは、ヨーロッパの中心とした海外の写真作家が多数参加する予定ですが、近い将来、計画中の和紙写真美術館に所蔵展示され、同時に他のミュージアムに貸し出すためにリスト化された作品群になります。
パリの写真家Antoine POUPEL氏のアトリエ